「Project Drift Japan Challenge」は
ニンテンドースイッチ向けに配信されたレースゲームです。
日本に存在する山道を舞台とした
レースゲームで、”ドリフト”と名前がついているだけあり、
カーブの多い山道を中心としたレースになっています。
こちらを実際に遊んだ感想や
隠し要素・裏技について解説していきます。
「ドリフト」のゲームではなく、普通のレースゲーム
「ドリフト」と名前がついているレースゲームは
”ドリフトメイン”で、ポイントを稼ぐルールになっているようなものも
多いですが、本作はそうではなく、
ドリフトの要素はありつつも、普通のレースゲームです。
ドリフトでポイントを競う、みたいな要素はなく
カーブが多いので、その過程でドリフトをすることになるだけで、
ドリフトでポイントを競うタイプのゲームではありません。
ルール自体は、非常にシンプルな感じですね。
グラフィックは結構不自然
雰囲気はある程度出ていますが
グラフィックは同価格帯の他のレースゲームと
比べても、若干不自然な感じで、
”木が生えて来る”タイプのレースゲームです。
割と近くの木もちゃんと表示されずに、
走行しながら”木”に近付くと、急に木が表示されたり、
桜の木があるステージ(妙技山)などでは、
遠いうちは普通の木だったのに、近付くといきなり桜の木に
変化したりと、結構恐ろしい感じです。
道路に地面がはみ出しているようなところもあるので、
”同じ価格帯のダウンロード専用ソフト”と比較しても
少しクオリティ面では劣る部分はあるかと思います。
実在する場所がステージに
本作では、実在する日本の場所が
ステージになっています。
実物に似ているかどうかはさておき、
割とゲーム内で見かけるのは珍しい場所も
あったりして、この点は〇だと思います。
収録されているステージは5種類で、
・妙技山(群馬県)
・七曲り(神奈川や和歌山など どこのものを再現してるのかは不明)
・赤城山(群馬県)
・榛名山(群馬県)
・長尾峠(神奈川県・静岡県)
となっています。
何故か群馬県の場所が集中していますが、
全て実在する場所がモチーフになっています。
ただ…ゲーム的に言うと、
どのコースもひたすらカーブを繰り返すだけで
あまり変わり映えはないので、
もう少しゲーム的な個性があったりすると
良かったかもしれません。
(実際に走ってみると分かりますが、
あまりどのコースも大きく変わり映えはしないです)
車は6種類
車は6種類用意されており、
ゲーム開始時には1台、後述する条件を満たすことで、
全部で6台使えるようになります。
車の方は流石に実名の車ではありませんが、
RS8やらSupreやら、何かどこかで聞いたことのあるような
名前がつけられています(笑)
カスタマイズ要素はあまりありませんが
色を変更するなどはすることができます。
やり込み要素が薄いのは残念
ゲームとしては”5つのレースに勝つ”しか
やることがない状態で、
1対1の5つのレースに勝利すれば
もうこのゲームの”やること”は全てクリアした、という状態に
なってしまいます。
各コースともに2分~4分程度でゴールすることが
できますから、スムーズに勝利した場合は30分もかからずに
ゲームの全てをクリアしてしまうことができます。
特にゲーム内のお金を稼ぐ要素やランキングなどもなく、
モードは複数あるように見えますが、
そのうちの一つ以外は練習的なモードなので、
やり込み要素としては、ほとんどない状態です。
もう少し、”長く遊べるような何か”が用意されていると、
良かったのではないかと、個人的には思います。
文字の表記が少し怪しい
本作は、題名とは裏腹に”日本語非対応”です。
ゲームをプレイする上で複雑な操作は必要ありませんし、
ストーリー描写などもなく、
オプション画面で設定をいじったりしなくても
遊ぶ上では不便はありませんので、
特に”英語のみ”でも遊ぶ上では問題ありません。
ただ、ゲーム中の文字の表記が怪しく、
レースに敗北した際や勝利した際に画面に出て来る文字
(恐らく「WIN」とか「LOSE」と表示しようとしている?)が
おかしな表記になっていたりします。
別に遊ぶ上では支障はありませんが、
文字化けしてるような感じなので、
なかなかシュールな光景でした。
難易度は高くない。攻略のコツは?
CPUはそんなに早くないので、割とどのレースも
簡単に勝利できます。
コツとしては「その時解放されているマシンの中で
一番奥のステージで解放されたマシンを使うこと」、
CPUの動きは単調なので、抜かれそうになったら道を塞いでブロックすること、
カーブは、外周にそってぶつかるような感じで行くと、
ある程度スピードを出したままでもスピンしにくいことなどを
意識しておくと、勝利しやすくなると思います。
隠し要素・裏技
「Project Drift Japan Challenge」の
隠し要素・裏技をご紹介していきます。
・「X13 Xilvia」が使用可能になる
Battleモードの「妙義山」で勝利する。
・「X15 Xilvia」が使用可能になる
Battleモードの「七曲り」で勝利する。
・「Mazba RS8」が使用可能になる
Battleモードの「赤城山」で勝利する。
・「Yoyota 68」が使用可能になる
Battleモードの「榛名山」で勝利する。
・「Supre RZ」が使用可能になる
Battleモードの「長尾峠」で勝利する。
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