「パワーウォッシュシミュレーター」は
2022年にXBOXONE、XBOXSeries、PC向けに、
2023年にはSwitch、PS4、PS5向けに発売された
シミュレーションゲームで、
高圧洗浄機を用いて、
様々な汚れを落としていくゲームになっています。
ゲームの視点や感覚としてはFPSゲームに
似通った部分もあり、
FPSゲームの「洗浄版」みたいな感じになっています。
こちらを実際に遊んだ感想をお話していきます。
※私が遊んだのはニンテンドースイッチ版となります。
ひたすら洗い流す作業は癖になる
内容としては、ステージ内の汚れを
落としていくだけのシンプルなものではあるのですが、
遊んでいると、どんどん病みつきになっていくような
不思議な感覚のあるゲームですね。
ちゃんと水を当てれば汚れも落ちますし、
効果音などもそれなりに爽快感(洗い流しているのを感じられる感じ)が
あるものになっており、
ゲームとしての”楽しくなる要素”も、しっかりと理解した上で
作られているような、そんな感じがしました。
良くも悪くも「洗うだけ」ではあるので、
ハマる人はハマると思いますし、
逆にあまり合わない人もいるとは思いますが、
ハマれば、癖になる作品であるように感じますね。
ちゃんと洗い流せて、爽快感もある
私は以前、別メーカーの
「Wash Simulator – Clean Garage, House, Cars Business Tycoons」という
(レビューはこちら⇒ウォッシュシミュレーターのレビュー)を
遊んだことがありましたが、
こちらの作品は、水の勢いが非常に弱く
洗い流しているという感覚をあまり味わえず、効果音も微妙な感じで
爽快感にも欠ける作品であったため、
”パワーウォッシュシミュレーター”も、メーカーが違うとは言え、
同じような感じなのではないかと少し警戒していました。
しかし、実際に遊んでみると
こちら(パワーウォッシュシミュレーター)は、ちゃんと洗い流すことは
もちろん、爽快感もしっかりと得られるような内容になっていたので
安心しました。
ウォッシュ系のシミュレーターに限らず、
”似たようなシミュレーター”が別メーカーから出ているものは
たくさんありますが、
(ファーミング、バス、トラック、芝刈りなどなど…)
やはり、メーカーが違えば内容も違うので、
一番楽しめそうなものを選んでいくのも大事なところですね。
(私は安いダウンロードソフトは「あえて」遊ぶので、
わざとダメそうなものを選んだりもしますが…笑)
特に、自らヤバそうなゲームに飛び込むような人ではない限りは
ウォッシュ系のシミュレーターを遊びたいなら
本作(パワーウォッシュシミュレーター)の方をおすすめします。
豊富なステージやロケーションも〇
モードはメインのキャリアモードの他にも
特別なシチュエーションを楽しむことができるモードなども
用意されており、それなりに豊富に用意されています。
車の清掃から始まり、庭先の清掃だったり、
宇宙の探査船の清掃などという現実ではあり得ないような
シチュエーションなど、色々なステージ・ロケーションが
用意されているのも良いところですね。
それなりの規模のステージになると掃除も大変では
ありますが、後述する要素のおかげで
遊びやすく設計されているのも、良い点です。
いつでも中断できるのも良い
大規模な掃除を行うステージだと、
結構洗う箇所も多いため、クリアにはそれなりに
時間がかかります。
仮に、”ステージの途中で中断すると最初から”に
なってしまうタイプのゲームだと、
時間がある時にしか遊べなくなってしまい、
遊びやすさが半減してしまいますが、
本作の場合は、”どの時点で中断しても、そこから再開できる”ので、
この点は個人的には非常に助かる部分でした。
なので、広いステージでも、”今日は10分だけ”とか
そういった遊び方もできますし、
時間をあまり確保できていなくても少しずつ
遊んだりすることができるので、
この点は評価できる部分ですね。
(なお、途中保存のデータがある状態で、他のステージを始めようとすると
データが消えるので(これは当然と言えば当然ですが)、せっかく中断した
データがある場合は間違って消さないようには注意しましょう)
先程少し話題を出した、別のウォッシュシミュレーターは
(本作より小規模な清掃は多いですが)
途中で中断するとそれでやり直しになってしまうので、不便でしたし、
やはり本作(パワーウォッシュシミュレーター)のように
遊びやすく作られている、ということは大切だと感じましたね。
少し洋ゲーのノリは強い
本作はスクウェアエニックスからの発売ですが
開発元はFuturLab(イギリス)という会社になるため
ゲームの雰囲気は、どことなく洋ゲーの雰囲気です。
特にミッションが始まった際のメッセージなどは
洋ゲー独特のノリがそれなりに強く出ているので
(ボイスつきでベラベラ喋ったりするわけではありませんし
ムービーなどが挿入されて長々とストーリーを
見せられるわけではありませんが)
洋ゲーのノリが極度に苦手な人は
少しだけ注意した方が良いかもしれません。
酔いと汚いのが苦手な人は…?
本作はFPSゲームのような視点であるため
3D酔いしやすい人は注意が必要です。
ただ、敵と戦ったりするわけではないので
ゆっくり視点を動かすように自分で工夫すれば、
人によっては大丈夫かもしれません。
また、汚れが極度に苦手な人は、
多少、汚いものも出て来るので注意はしましょう
(ただ、個人的にはこのゲームとは別の
リフォームシミュレーター「ハウスフリッパー」と
比べるとマシなので、そんなに気になるようなところは
ありませんでした)
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