ミニカーレーシング2のレビュー!シンプルなレース!気になるバグも…

レースゲーム

「ミニカーレーシング2」は
2021年にkistler Studiosより配信された
ニンテンドースイッチ向けのレースゲームとなっています。

とてもシンプルな感じの
「ミニカー」のレースゲームですね。

こちらを実際に遊んでみた感想を
お話していきます。

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シンプルなミニカーレース!

題名からも分かる通り
「ミニカー」のレースゲームで、
アイテムなしのかなりシンプルなレースゲームに
なっています。

ルールもとても分かりやすい感じなので、
手軽に遊べるレースゲームですね。

もちろん、ストーリーだとか、
無駄な演出もなく
”最低限の要素が揃ったレースゲーム”という感じです。
このあたりは価格相応の内容、と言う感じもします。

ミニカーらしさ溢れるステージは魅力!

ミニカーのレースゲームということもあり、
家の中、キッチン、バスルームのような
ステージが用意されていて、
色々な小物がステージ内に転がっています。

ステージの雰囲気自体は
ミニかーらしさも出ていて
種類自体は多くはありませんが
良い感じだと思います。

「ホットウィールアンリーシュド」や
「スーパートイカーズ」、「テーブルトップレーシング」などの
レースゲームに似た感じです。
(それらのシンプル版みたいな感じですね…
タイトルを並べても1つも分からない人も多いと思いますけど…汗)

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ミニカーなのですぐに事故る

車はミニカーなので
「ものすごく軽い」です。
このあたりもある意味ミニカーらしさを
追求している…とも言えますね。

ライバルカーやコースに接触すると
あっという間に事故るので、
スタート直後は特に注意が必要ですし、
段差などを飛び越える際も、バランスを崩して
クラッシュすることもあります。

このあたりは慣れるまではちょっと苦労する人も
多いかもしれません。

特に、レースのスタート直後はライバルカーが
周囲をウロウロしているので、非常にクラッシュしやすいです。

CPUはクラッシュしまくるので強くない

CPU自体はミニカー自体がすぐにクラッシュするからか、
それとも難しいステージに対応できていないのか
”頻繁にクラッシュ”します。

そのため、自分が早い段階で1位になることが
できれば、よほどクラッシュしない限り
追いつかれる可能性は低く、
CPU自体はあまり強くありません。

CPUの動きを見ていれば分かると思いますが
”かなり頻繁にミス”を繰り返します。

なので、コースやミニカーの動き自体の難易度は
ある程度高いですが、
走り方を覚えてしまえば、逆に歯ごたえのなさを
感じることはあるかもしれません。

一人プレイのやり込み要素は?

いくつか用意されているカップ(2~7レースでの
グランプリ)のクリアを目指していく…
というのがメインのやり込みですね。

カップ自体は少なく、2~3時間もあれば
全部クリアできてしまうレベルなので、
ゲームのボリュームとしては短いですが、
価格も価格なので「値段相応」かな?という
印象です。

タイムアタックや画面分割対戦もありますが、
正直、あまりこの辺りに燃えるような感じの
ゲームではなかったです。

バグや怪しい動作が多いのが気になる

バグが多い印象で、
画面の左上に「周回数」が普通であれば
表示されているのですが、
高い確率でこれが消えることが多いです。

意味もなく消えるので仕様ではないと思いますが、
「周回数表示」が頻繁に消えます。

また、洗剤が置かれているコースを中心に
「1周してもカウントされない」バグが結構な頻度で起き、
突然順位が下がったり、3周のレースなのに、
4周も5周もさせられてしまい、結局”負け”…
みたいなこともありました。

周回数がカウントされない、というバグに
他のレースゲームで直面したことは
私が遊んだレースゲームの中では遭遇経験がなかった気がするので
「レースゲームとして最低限大事な部分がバグる」というのは
ちょっと問題だと思いますね…

また、”何もミスをしていないのに”
突然直線でミス扱いになるバグも何回か発生しています。
(これも洗剤が置かれてるコースで多い気がする)

そんな複雑な内容のゲームには見えないので、
最低限のバグの取り除きは、次回作があるのであれば
していただきたいところです。

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ライバルカーの復活がジャマになる点が気になる

先程書いた通り、CPUのマシンは頻繁にミスをするので、
頻繁にチェックポイントまで戻されて復帰してますが、
突然ライバルカーが「パッ!」と目の前に出て来て
巻き添えを喰らってクラッシュすることが
結構な頻度で起きるので、これはきついですね…

復活した直後のCPUは数秒透明にするなどの
工夫が欲しかったように思いますし、
他のレースゲームではそうなっている気がしますが
このゲームは「復活した直後の突然出現したCPU」にも
当たり判定があるので
「目の前にいきなり車が湧き出て来てクラッシュする」という
怪奇現象を味わうことができてしまいます(笑)

1は出ているの?続編発売の可能性は?

ニンテンドースイッチでは
「ミニカーレーシング」というタイトルは確認できませんでした。
私の知る限りでは、家庭用ゲーム機には発売されてなさそうです。
(Steamにそういうタイトルのゲームはあったので、それが1かもしれません)

スイッチには他にもミニカーのレースゲームは
多数出ていますがこのシリーズに関しては現状、
この「ミニカーレーシング2」だけのようですね。

続編が出る可能性はあるのかどうか、という点に
関しては既に「2」が出ている以上、
「3」が出る可能性は十分にあると思います。

もし、出るのであれば
最低限の部分のバグは修正してほしいところですね…。

ほぼ同じ内容のゲームがあるので注意

追記になりますが、このゲームを遊び終わったあとに
遊んだ「Pocket Races」というゲームの内容が
”ミニカーレーシング2とほぼ同じ”でした(笑)

同じスイッチに「別メーカー・別タイトル」でそっくりな
ゲームが2つ配信されているので
重複して購入しないよう、注意です。
(アセットフリップと呼ばれるゲームかもしれません)

なお、Pocket Racesの方はセーブすら対応していないので
どっちか遊ぶのであれば、今回ご紹介した
「ミニカーレーシング2」の方がマシだと感じました。

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