「スーパーマリオブラザーズ」は
今も続くマリオの横スクロールアクションゲームの
原点にあたる作品で、1985年にファミコン向けに発売されたタイトルです。
これよりも前にもマリオのゲームは発売されていましたが、
”横に進んでいきながらゴールを目指す”アクションゲームは、
これが初めてでした。
そんな、初代スーパーマリオブラザーズを実際に遊んだ感想を
お話していきます。
遊べる機種は?
初代スーパーマリオブラザーズを遊べる機種は
下記の通りです。非常に豊富な機種で遊ぶことが可能です。
・ファミコン
・スーパーファミコン(※スーパーマリオコレクションに収録)
・Wii(※スーパーマリオコレクションに収録&バーチャルコンソール)
・WiiU(※バーチャルコンソール)
・ニンテンドースイッチ(※ニンテンドースイッチオンラインの特典)
・ゲームボーイカラー
・ゲームボーイアドバンス
・ニンテンドー3DS(※バーチャルコンソール)
・ゲーム&ウオッチ
なお、スーパーマリオコレクション収録版は事実上の”リメイク版”と
なっており、グラフィックが一新、BGMもアレンジされています。
(ステージ構成自体など、基本は同じですが見た目が変化しています)
※私が遊んだのはファミコン版、スーパーファミコン版、Wii版、switch版となります
基本は初代の時点で完成されている
もちろん、最近のマリオと比べてしまうと
寂しく感じる部分などもあるとは思いますが
2Dマリオの基本的な部分はこの時点から
しっかりと完成されていて、
ファミコン当時に私もリアルタイムでもしもこれを遊んでいれば
(※当時は生まれてませんでした)、衝撃を受けたかもしれません。
当時のゲームは無限にループするようなものも多かったですし、
あの時代にこの作品が出ていたと考えるとすごいことだと感じます。
今遊んでも、しっかり遊べる
ボリューム的には最近のゲームには遠く及ばず、
例えばクリアだけなら30分もかからずにクリアできてしまう内容で、
最近のマリオのように”各ステージに収集要素”などもありません。
ですので、現代目線で見ればボリューム的にも寂しく感じるのは
これは事実です。
ただ、ゲーム内容としては”今遊んでも十分に遊べる”内容で、
最近の2Dマリオも、この頃の2Dマリオもその時その時の
時代に応じた”ゲームとしての面白さ”をしっかりと追及している
作品であるように感じますね。
この作品があったからこそ、今のマリオに繋がっていると
思うので、歴史も感じる一作です。
今のマリオと比べると…
今のマリオと比べると”思い通りに操作する”のが、
ちょっぴり難しい感じですね。
急に止まったり、自在にジャンプしたり、
慣れるまでに少し時間がかかるかと思います。
難易度自体は、そこまで極端に高いわけではありませんが、
ファミコンなどで遊ぶ場合、セーブができない
(最初から最後までやる必要がある)点には注意が必要です。
ただ、最近のswitch版や、スーパーマリオコレクション版などは
セーブができるので、今から遊ぶなら遊ぶ機種を
しっかり選ぶのが良いですね。
思い出が無ければ”コレクション版”の方がいい
ファミコン当時にスーパーマリオブラザーズを遊んで思い出がある!
という人以外は、今から初めて遊ぶなら
”スーパーマリオコレクション”に収録されているリメイク版の方が良いです。
グラフィックも強化されていますし、
遊び安さも向上している印象なので、
当時のファミコン版に何か特別な思い入れがなければ、
あえてそれを選ぶ必要はあまりないように感じますし、
最近のマリオに慣れている人は
マリオコレクション版の方が、まだ遊びやすいと感じると思います。
印象強いステージは?
流石にスーパーマリオブラザーズは何度もやりすぎて、
(マリオコレクション⇒ファミコン⇒Wii(マリオコレクション)⇒スイッチとプレイ)
ステージを大分覚えてしまいました(笑)
Switchのマリオ35やファミコン世界大会にも出て来てるので、
かなりおなじみのコースになりつつあります(笑)
そんな、初代スーパーマリオブラザーズで個人的に印象強いのは
1-1、1-2、4-1、4-2、8-1、8-2、8-3、8-4ですね。
8-3はあそこだけ背景がレアな背景なので覚えてしまいました(笑)
あとは…正解のルートを通らないとループするクッパ城も
印象的でしたね
(ただ、これは現代目線で見ると小さい効果音しかしないので
何が起きてるか分かりにくく感じる人もいるかもしれません。
今だったらもうちょっとわかりやすい演出がついていそうですからね…)
売上はどのぐらいだったの?
初代スーパーマリオブラザーズの売上は
約681万本(ファミコン版・ディスクシステム含む)と言われており、
世界では4000万本を突破するなど、大ヒットを記録した作品です。
その後も複数の機種に移植されており、
それぞれ売上を記録しているため、
合計すると相当な売上を叩き出している作品ですね。
その後も、2Dマリオは高い売上を維持していて、
現在でも2Dマリオ本編の新作が発売されると
ほぼ確実にミリオンセラーを達成するなど、
高い人気を誇っているシリーズとなっています。
続編はどれ?
スーパーマリオブラザーズから直接繋がるのは
「スーパーマリオブラザーズ2」ですが
これは完全新作と言うより「1」のステージ違いと言う感じで、
スーパーマリオギャラクシーの1と2みたいな関係性の作品です。
完全に新作となったのは「スーパーマリオブラザーズ3」で、
その後、2Dマリオは、
3⇒ワールド⇒New⇒New Wii⇒New2⇒New U⇒ワンダーと
シリーズが続いています。