「極めろ!ラーメン道」は、
SAT-BOXから、Switch＆PC向けに配信されたゲームで、
その名の通り、ラーメンを作ることを
目的としたゲームとなっています。
5分間でハイスコアを目指すことを目的とした
メインのスコアアタックモードのほか、
オフラインでの対戦モード、
オンライン対応のスコアランキングなどが
用意されています。
こちらを実際に遊んだ感想をお話していきます。
ラーメン作りに挑戦するゲーム
”ラーメンを注文通りに、かつ素早く提供する”ことを
目的としたゲームで、
①麺をゆでる（麺の固さを指定通りに）
②スープを用意する（4種類から注文通りに）
③湯切りして麺を入れる
④具剤を注文通りに乗せる
⑤提供
をひたすらこなしていくゲームです。
注文は最大4個まで同時に入り、
麺は最大3食分同時に調理することができるので、
上手く手順を考えながら、ひたすらラーメンを作っていきます。
ルール自体は複雑に見えますが、
ゲーム内に丁寧なチュートリアルもあるので、
そこまで難しくはなく、
すぐに慣れるとは思います。
（上手くできるかどうかは別として…笑）
時間が経過してスープが冷めたり、
具剤を間違えたり、
麺の固さを間違えたりすると、貰えるスコアが下がったり、
あまりにも酷いと
（注文が醤油ラーメンで麺の固さが柔らかめ、ネギラーメン注文なのに
スープを塩、麺は固め、チャーシューラーメンで提供したりすると）
マイナスになることもあります。
忙しい作業がなかなか楽しい
5分間の間に、とにかくラーメンをスピード提供することを
目的としたスコアアタックは、ハイスコアを狙うと
かなりドタバタした作業を要求されることになり、
5分間ずっと忙しい感じです。
1個1個丁寧に作っていたのでは、ハイスコアが出ませんから、
4食分同時並行で作ることになりますが、
スープが冷めてしまったり、麺が伸びてしまったり、
急ぎ過ぎて注文を間違えたり、
地獄のワンオペ気分を味わうことができます（笑）
私は、ラーメン屋で勤務したことはありませんが、
飲食店以外の小売店で
店員や店長経験もありますし、
ワンオペもしたことがあるので、
あの時のタスクに押しつぶされる地獄を
思い出すことができました（笑）
1回1回のスコアアタックの時間も短めにまとまっていますし、
気軽に遊べる作品なので、
ついつい繰り返し遊んでしまう魅力もあります。
同社の「作って!」シリーズと同じ感覚でプレイできる
今回は「作って!」シリーズではありませんが、
基本的には同じような感覚で遊べる作品で、
SAT-BOXの「作って」シリーズ
（たこ焼き、たい焼き、いか焼き、焼き鳥、クレープ、おでん、ドーナツ、お好み焼き）の
いずれかを遊んだことがあれば、すぐに馴染めると思います。
私自身、↑の作品は全部遊んでいるので、
馴染みも感じながら、楽しむことができています。
ただ、今回は”作って！”ではないので、
制限時間が5分だったり、いつもよりタスクが多めだったりと、
作って！シリーズと差別化もされていて、
その点も個人的には新鮮味があって〇でした。
安心のオンラインランキング
SAT-BOX定番のオンラインランキングも良い感じで、
これがプレイのモチベーションに繋がりますし、
ついつい繰り返し遊んでしまう要素になっています。
ランキングは総合の他に、その日のランキングや
週ごとのランキングなどもあるので、
比較的上位に自分の名前を表示しやすく、
これもまた、遊ぶ人にとっては
モチベーション維持をしやすい要素だと思います。
送信に失敗した時に備えて”再送信”の機能があるのも
地味にありがたいところではあります。
対戦も用意されている
本作ではオフライン（オンラインはスコアランキングのみ）ですが
対戦モードも用意されていて、
ローカル対戦をすることができます。
（一応、CPUとの対戦も可能です！）
私はスコアアタックメインで楽しんでいますが、
前に過去シリーズ（作って！）で遊んだときには
それなりに盛り上がりましたし、
パーティ系のゲームとしてはとても良い感じです。
（本作の対戦はまだする機会がないのでしていませんが）
対戦する人がすぐに身近にいる場合は、
このモードの存在もありがたいところだと思います。
簡単ルールで、題材もラーメンなので、
普段ゲームをあまりやらないような人でも
親しみやすいのも良いですね。
スコアと対戦に興味がない人の場合は…
私は毎回（作ってシリーズを含めて）、スコアアタックを
楽しんでいるので、かなり遊べていますが、
逆に”スコアアタックや対戦には興味がない”という人の場合だと
やり込み要素がそこしかないので、
すぐに飽きてしまう可能性はあります。
ストーリーはありませんし、
キャラクターが出て来ることもなければ、
何かをアンロックしていく要素もないので、
（個人的にはこのゲームはそれでいいと思いますが）
そういうものを求めている人は、
求めているものと”違う”はずなので、
事前に理解した上で購入するかどうか
判断すると良いと思います。
空腹時のプレイは危険
作ってシリーズも含めていつものことですが
空腹時のプレイはなかなか危険ですね（笑）
リアル調のグラフィックではないとは言え、
ラーメンばかり作っていると、
なかなか美味しそうに見えてきて
ラーメンが食べたくなります（笑）
私もこれをプレイしていて、ラーメンが食べたくなったので
（カップ麺ですが）、ラーメンを食べてしまいました
（※もちろんプレイする度に食べてるわけではありませんが）
※続編レビュー⇒極めろ!うどん職人のレビュー
↑2025年10月配信の続編のレビューです。
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