影の塔のレビュー!独特な雰囲気が魅力のゲーム!

アクション

「影の塔」は、
ハドソンから発売されたWii用ソフトで、
2010年に登場した作品です。

影の形をした少年が
影を足場に進んでいく、という
かなり独特な感じのゲームで、
他ではあまり見られないような
世界観が広がっています。

ジャンルは謎解きを中心とした
アクションゲームで、
一応成長要素なども存在している作品です。

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世界観がかなり個性的

世界観がかなり個性的で、
「影」を足場に進んでいきます。
現実世界の物体を動かすことで、
影の位置を変えたりして、
先に進めるようにする、などと言った
影ならではの仕掛けが存在しているのも
特徴的ですね。

キャラクターが多数登場して、
色々なストーリーが展開
されるような作品ではなく、
ひたすら無機質な空間を進んでいく
タイプの作品ですが、
味わいのある世界観になっています。

クリアまでの時間もそこそこかかるので、
ボリュームとしては十分ではないでしょうか。

謎解き中心のアクション

ゲームとしては謎解きの比率のほうが
高い印象です。
敵もいますが、爽快アクション!という感じでは
ありませんね。

ボス戦に関しても影の塊ぐらいしか
存在していません。

謎解きに関してはやや単調な感じも
しなくはないですが、いろいろなバリエーションが
ありますし、影が足場、ということもあり
他のゲームでは味わうことのできない
感覚を味わえましたし、なかなか楽しめました。

マップもなかなかの広さですね。
一本道ではなく、2D横スクロールの
オープンワールド的な?(自由に行き来できる)
マップなので、多少の広さがあります

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難易度は?

謎解きもアクションも
そこまで難しい!という感じには
感じませんでしたね。
ある意味、雰囲気ゲーのような
感じもあるので
雰囲気を気に入ることができる人は
長く楽しめると思いますし、
雰囲気を気に入ることができなければ、
すぐに飽きてしまうかもしれません…。

ちなみに、難易度は三段階用意されており
設定することも可能です
(敵の体力などが変化する感じですね)

雰囲気はかなり良い感じ

好き・嫌いも激しそうですが
私はこの世界観は好きでした。
無機質な感じの独特な雰囲気…
どのような世界なのかもよくわからない
謎の多い世界…

グラフィックもWiiの中では
かなり頑張っていると思いますし、
サウンドもゲームの世界観に
よくあった作風になっていました。

ストーリーはあってないようなもの

ストーリーはオープニングとエンディングムービーと
ゲーム中に手に入る「メモリー」と呼ばれる
収集要素で断片的に得ることができるぐらいです。

”あってないようなもの”と考えておいた方が
いいですね。

エンディングも、謎の人物が少年の
実体を持ってきて、
少年が実体を取り戻す描写のあとに、
舞台となっていた「塔」がひとつではなく
何十も存在するかのような描写が
描かれるだけで、
意味深なエンドです。
続編なども存在していないため、
まぁ、何がなんだかさっぱり!という感じですね(笑)

ラスボスネタバレ!

ラスボスは「影の塊」です。
ゲーム中盤ぐらいから何回か立ちはだかる敵ですね。

ラストまでたどり着いている場合
既にアクションには慣れているかと思いますし
主人公の能力に関してもある程度
育っていると思いますから
特別苦戦するようなことはなく、
簡単に倒すことができると思います。

影の塊を倒すとエンディングになりますね。

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攻略本やサントラは発売されているの?

影の塔の攻略本やサウンドトラックCDは
発売されているのでしょうか?

・攻略本は?
影の塔の攻略本は特に発売されていません。
この時代には攻略本の発売も既に減っていた
時代なので、仕方がないですね。

・サウンドトラックCDは?
こちらは発売はされていないのですが
予約特典として影の塔のサウンドトラックCDが
付属されていました。
今から単体で手に入れるのはなかなか
難しいとは思いますが…。

また、影の塔のイメージソング
hinagikuを収録したアルバム
「太陽のシャンデリア」というCDが
発売されています。
こちらはゲーム中の楽曲が収録されているわけではなく
イメージソングだけの収録となりますが、
こちらも、気になる人はチェックですね。

影の塔の隠し要素・裏技

「影の塔」の隠し要素と裏技をご紹介します。

・隠し武器「鬼切り」入手
ゲームクリア後にCボタンを押しながら
ゲームを再開すると、隠し武器を所有した
状態でゲームを開始できます。

・隠し武器「鬼の手」入手
ゲーム内で入手できるすべてのメモリを入手し
ゲームをクリア後に
Zボタンを押したままゲームを再開すると
隠し武器「鬼の手」を所有した状態で
ゲームを再開することができます。

影の塔2は発売されないの?

そこそこ評判のよかったタイトルでは
あるので、続編も発売…される可能性は
あるにはありましたが、
「ハドソン」というメーカーが既に
消滅してしまっているため、
これは厳しいと思われます。

一応、ハドソンのタイトルは、
コナミが引き継いでおり、
ボンバーマンや桃太郎電鉄など
ハドソンの主力タイトルはコナミから
発売されていますが、そのほかのシリーズは
今のところ発売されておらず
影の塔の続編も難しそうです。

もしも、ハドソンが今も存命であれば、
出ていたかもしれませんね。

PS3などへの移植(?)みたいな話も
一時は出ていたような気がしますが
結局、これは実現しませんでした。
これも、ハドソンが今も存在していたのであれば、
実現していたかもしれません。

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