「Hot Rider Racing Simulator」は
ニンテンドースイッチ向けに配信されたレースゲームで、
”他の車にぶつからずにどこまで進めるか”を
競うタイプのゲームです。
結構、Switchのダウンロード専用ソフトには
同系統のゲームが多く、
私もこの手のルールのゲームを遊ぶのは、
もう何度目だったか忘れてしまうぐらいです(笑)
こちらを実際に遊んだ感想をお話していきます。
ひたすら車を避けてハイスコアを目指す
内容としては純粋なレースゲームではなく、
ひたすら車を避けつつ、
どこまで走れるかを競うゲームで、
車や障害物(一部ルールで真ん中にポールがある)に
ぶつかるとゲームオーバー、と言う内容です。
ゲームオーバーになるまでのハイスコアを競うタイプのゲームで、
それ以上でもそれ以下でもなく、
非常にシンプルな内容に仕上がっています。
なお、ストーリー演出やステージをクリアしていくような
要素は特に用意されておらず、
純粋なハイスコアアタック系のゲームです。
4種類のルール
ゲームの基本は”他の車にぶつからずにどこまで走れるか”を
競うものですが、ルールが4つ用意されていて、
通常モード、タイムアタック、爆弾モード、反対車線ありモードの
4つが存在しています。
タイムアタックはゴールが設定されているタイプのモードで
タイムを競うモードになっており、
爆弾モードは速度を落としたりしてしまうと、自分のマシンが
爆発してしまいミスになるモード、
反対車線ありのモードは、
通常モードでは4車線で、プレイヤーの車と同じ方向に
他の車も進んでいますが、
このモードをプレイすると、2車線は反対側に走る車線となり、
車が向かってくるようになるので、より高い難易度のゲームを楽しめます。
このように、4つのルールから選べるような仕組みになっていて
それぞれ若干プレイ感覚が異なります。
同系統のゲームでもルールが1個のものもありますから
こうやって複数のルールが用意されている点は評価できると思います。
ステージは2ロケーション・5種類
ステージ(と言っても見た目が変わるだけ)は
2つのロケーション(街と砂漠)に合計5種類のバリエーションが
存在しています。
街の方には「通常・夜・雪」の3種類、
砂漠の方には「通常・夜」の2種類が存在しています。
どのコースをプレイしても、
特に周囲に車の数や動きが変わったような感じや
ギミックがあるような感じはなかったので
見た目の変化だけだとは思いますが、
息抜きに切り替えつつ遊べるので〇です。
個人的には「街(雪)」が好きですね。
車とカスタマイズ要素
ゲーム内には複数の車が用意されており、
それぞれにカスタマイズ要素も存在します。
車は架空の車たちで、
ゲームでよく見るような、定番な感じのものが
揃っています。
見た目だけではなく、能力も違うので
カーブしやすい車、早い車など、
色々な車がありますね。
ちなみに、全ての車購入までやり込んだ結果、
”スピードよりもハンドル性能がいい車”の方が
遥かにハイスコアを出しやすいので、
ハンドル性能を重視しつつ、車を選んでいくと
良い感じがしましたね。
(スピードが速いだけの車はかなりミスしやすいです)
やり込み要素はあるの?
基本的にハイスコアを目指すのみで、
ステージをクリアしていくような要素や、
実績的な要素はなく、
ストーリーモードなどもありません。
ただ、ゲームをプレイしていると
ゲーム内でお金が貯まっていき、
そのお金を使って新しい車をアンロックしたり、
カスタマイズしたりする要素があるので、
それがやり込みの要素になりますね。
全部の車を購入しようとすると、
作業ゲーにはなってしまいますが
そこそこの時間、遊ぶことは可能です。
最初だけロードが長め
私はロード時間を気にしない人間なので
個人的な評価には特に影響はありませんが
”1度目に走るとき”だけロード時間がそれなりに長く、
ロード完了までを示すバーがなかなか進まないので
最初は”え?フリーズしてる?”と少し不安になりました(笑)
このバーは急激に進んでロード完了するタイプのやつなので
あまり目安にならないので気にしなくていいほか、
毎回その読み込み時間がかかるのではなく、
ゲームを起動してから1回目のレースの時だけ読み込みが長いので
(1回このゲームから出ると、また次にこのゲームを遊ぶ時の
最初だけ読み込みに時間がかかります)
2回目以降はスムーズに読み込んでくれます。
毎回あのロード時間だと流石にテンポが悪くなるところでしたが
毎プレイ時の1回目のみなので、個人的には許容範囲でした。
似ているレースゲームも多い
このような”車を避けてハイスコア”系のレースゲームは他にも
多数存在しており、Switchに限定して言うと、
本作と最も酷似しているのが
「Racing in Car」という作品ですね(※レビューはこちら⇒Racing in Carのレビュー)
ルールが4種類ある点や車の購入要素なども酷似しており、
一番本作に近い作品です(内容自体は一応違うゲームです)
本作が好きなら、それも遊んでみると良いでしょう。
(見た目的にはそっちの方がおしゃれな感じで綺麗でした)
他にも複数こういう系のゲームは遊んできましたが
個人的に一番お気に入りなのは
(バイクになりますが)「モトラッシュGT」という作品です。
(※レビューはこちら⇒モトラッシュGTのレビュー)
走っている感じが一番スリルがあり、
また、ステージクリア型になっているので一人プレイでも
それなりに楽しむことができる内容です。
本作の系統のゲームが好きなら、チェックしておいて損はないと思います!
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本作以外のニンテンドースイッチソフトのレビューは↑をご覧ください。