「ヘリックスジャンプ」は
ニンテンドースイッチ向けに配信された作品で、
自動でバウンドするボールを移動させて、
タワーの下に無事に到着させることを目的としたゲームです。
タワーの頂上からスタートして、一番下に到達するとゴール、
と言う感じの作品ですね。
タワーの途中には赤くなっている足場があり、
そこにボールが触れないように操作していくことになります。
こちらのゲームを実際に遊んだ感想をお話していきます。
シンプルに楽しめるゲーム
ゲームのルール自体はとてもシンプルで、
赤い足場に触れないようにゴールを目指す、
というだけです。
実際にゲームをプレイしてみれば
すぐにルールを理解することができるレベルの
とてもシンプルな作品です。
1ステージ1ステージも非常に短く、30秒もあれば
クリアできるぐらいにサクサクと進んでいくので、
短時間でも遊ぶことができる作品になっています。
同じことの繰り返しにはなりがち
後述する通り、ステージ数は非常に多いのですが、
基本、ギミックのようなものがほとんどないので
”似たようなステージを永遠と遊び続ける”ことになるような、
そんな感じのゲームです。
時折、ボスステージ
(ボスと言っても、敵キャラが出て来るわけではない)や
ボーナスステージのようなものも出てきますが
これの内容も”ほとんどいつも同じ”なので、
マンネリ化しやすい作品であるのは事実です。
飽きる人はすぐに飽きてしまう可能性もなくはないですね。
何となく癖になる感じはある
1ステージ1ステージが短く、
ルールもとっつきやすいので、
個人的には何となく癖になるような感じはありました。
読み込みや効果音、テンポなども悪くはないので、
何となく1日数分~10分程度ずつぐらい
息抜きに遊んでしまうような、そんな感じで遊んでいました。
特に、”作業ゲー”と化してもやることがあるのが
好きな人や、マンネリ化しても問題ない人などには
なかなかいい感じなのではないかな?という印象ですね。
ボールのスキンも豊富で〇
ボールのスキンも豊富に用意されていて、
フルーツ系だったり、他のスポーツで使うボールだったり、
ボール以外のものだったり、
結構面白いものが揃っています。
スキンの解放自体はステージをクリアしたり、
ゲーム中で鍵を集めてボーナスを入手したりすることで
入手していくことができるので、
あまり難しく考えずに普通にプレイを続けていれば
集まると思います。
なお、ごく一部「DLC」になっていますが、
これに関しては少しだけ個人的にはマイナスです。
(これをDLCで売り出せるとはなかなか強気だな、と
思ってしまいます笑)
ただ、スキン自体はDLCのものが無くても
十分に種類はあるので、
個人的には評価大幅マイナスということではなく、
十分にスキンは揃っていると思います。
ステージ数があまりにも多い…
私は、基本的にある程度ステージ数が
あった方がいい…!と考えるタイプなのですが
このゲームの場合”ステージ数が多すぎ”です(笑)
多すぎ!とツッコミたくなるゲームは
ほとんどないので、ある意味凄い存在ですね…笑
このゲームでは”ステージがどのぐらいあるのか”
最初から見ることができないタイプ
(クリアすると次の番号が出て来るので)なので、
ステージ数がいくつあるか、プレイ開始時点では分からず
ステージ数は最初は100ぐらいかな?と思っていたのですが
100をクリアしても、どんどんステージは進んでいき、
200、300、400、500と進めても、
ステージはまだ続きます(笑)
500を超えたあたりから、”これ、どこまで続くんだ…”と
少し気圧され気味でしたが、
マップ上の表記的に「999」までには終わるだろうと、
999まで意地で進めました。
が…
「1000」もありましたし、「1001」もありました…笑
ここまで来るとステージももう変化がほぼなく、
最悪、無限に続く可能性があるので
私は1001面でゲームをやめましたが
一体、どこまであるのでしょうね???
まさか9999…?
流石にそこまでやる気力はないので、1001までで
終えました。
スコア表記がバグることがある
全ステージ共通でハイスコアを記録する機能があり、
(全ステージ共通なので、絶対にハイスコア更新できない
ステージもたくさんあります)
ハイスコアが表示されますが、
これが、特定の桁を超えると
エラー表示に変わってしまいます(笑)
そこまでのスコアを出すには、ある程度ステージが
長くなる500とか、600とかそのぐらいの
ステージまで行かないと難しいですが、
ゲームプレイ中のスコア表記がバグるのは
少し気になりました。
(マップ画面ではスコア表記は普通です)
ローカライズ済み!少し怪しい感じも意味は伝わる
英語表記のみのゲームも多い中、
本作はダウンロード専用ソフトの中では珍しく
日本語にも対応しています。
ただ、ローカライズは少し怪しく、
ステージをクリアした時に「合格した」などと表示されたり、
他にも少し違和感を感じるようなところはありました。
ただ、意味は伝わりますし、
仮にこのゲームが全部英語で、英語を読めなかったとしても
プレイには支障はないので、その点は心配しなくても大丈夫です。
似たようなゲームも…
本作と似てるゲームで、別メーカーの
「ジャンピングスタックボール」というものを
以前遊んだことがありますが、
あちらと比べると、こっちの方が”同じ題材なのによくできている”と
感じます。
(※レビューはこちら⇒ジャンピングスタックボールのレビュー)
ジャンピングスタックボールはセーブにすら対応しておらず、
ステージクリアの概念もなかったので、
買うなら、ヘリックスジャンプをお勧めします。
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「ヘリックスジャンプ」以外のニンテンドースイッチソフトのレビューは↑をご覧ください。