「Fortress Building Puzzle」は、
ニンテンドースイッチやPC向けに配信された
パズルゲームです。
カラフルなタワーのブロックを、
タワーが倒れないように少しずつ取り除いていき、
ハイスコアを目指すタイプの内容になっています。
こちらを実際に遊んだ感想をお話していきます。
タワーを崩さないように…
カラフルなブロックで作られたタワーを
崩さないように、ブロックを一つ一つ取り除いていくゲームで、
ブロックの取り除き方によっては、
タワーがバランスを崩して崩壊してしまい、
それでゲームオーバー…というルールの内容ですね。
ゲームオーバーになってしまうまでの間、
ブロックを取り除いていき、ハイスコアを目指すことが
目的となっています。
ルール自体は非常にシンプルなので、
分かりやすい点は〇ですね。
ハイスコアを目指す以外のやることはない
本作には、ステージクリアをしていくような要素や、
何かをアンロックするような要素、
CPUとの対決やストーリーモードなど、
そういった要素に関しては、残念ながら存在していません。
最初にレベルを選択して、
そのままゲームを開始、タワーが崩れるまでのハイスコアを競い、
タワーが崩れたらゲームオーバー…と、
それだけの内容になります。
良い方向に受け止めれば”シンプルに楽しめるパズルゲーム”
悪い方向に受け止めれば”内容が薄い”…
そんな感じの内容ですね。
長く遊ぶのは厳しい
私が実際に遊んでみた感じでは、
ステージクリアをするような要素もありませんし、
あくまでもハイスコアを狙うタイプのゲームのため、
長く遊ぶのは難しいタイトルです。
人によっては10分以内に飽きてしまう可能性もある感じの
内容になっているので、
”スコアアタックに燃えるタイプ”の人じゃない場合は
他のパズルゲームにした方が良いとは思います。
一見、”タワーを崩していく系統のパズルゲーム”を
ステージクリア形式で遊んでいくのかな?という風なゲームにも
見えてしまいますが、実際にはそうではないので、
問題を解いていくタイプのパズルゲームをやりたい場合に関しては
他のゲームを選ぶことをおすすめします。
バリエーションは欲しかったかも?
レベルは数段階用意されていますが、
レベルを上げても、タワーの高さが変わるぐらいで
他には特に変化はありません。
ブロックの種類や背景などが変えられるわけでもなく、
モードも一つしかない状態なので、
変わり映えしない状態でずっと遊ぶことになるのも
少し飽きやすさを増長させている部分の一つかな?とは感じます。
もう少し、ブロックのバリエーションの切り替えができるようになる要素だとか、
ゲーム内でスコアの合計が一定数になると
背景がアンロックされる要素だとか、
そういった要素があると、多少、作品としての出来栄えのイメージも
変わって来たのではないかと思います。
何かハイスコア以外の”やり込み要素”が
欲しかったというのが、正直なところです。
結構難しい…
何も考えずにブロックを崩していくと、
結構すぐにタワーが崩壊してしまい、
ゲームオーバーになってしまうので、
思っている以上に難しい印象です。
時間制限などは特にないので、
ゆっくり考えつつ、タワーが崩壊しないように
少しずつ進めていくような、そんな感じの作品ですね。
どんどんタワーを破壊して
爽快感を味わう…と言う感じではなく、
慎重さも、求められる作品となっています。
タイトルはどっち…?
上の画像を見てもらえると
分かると思いますが
配信されているタイトルと、ゲーム内のタイトルが
違うタイトルになってしまっています(笑)
意外と海外メーカーのダウンロード専売ソフトでは
時々あることなのですが、
大体の場合は「日本語訳されたタイトルで配信されていて」
「ゲーム内に入ると元々のタイトルが表示される」というパターンで、
これによって題名が違うことが多いのですが、
本作はそういうわけでもなく…
配信されているタイトルとゲーム内でのタイトルが
違うので、少し驚きます(笑)
評価ダウン…ということは個人的にはありませんが
一体どっちが本当のタイトルのつもりなのかは
少し気になるところです!
PROコントローラー非対応はマイナス
本作は、ニンテンドースイッチPROコントローラーに
対応しておらず、対応しているコントローラーは
Joy-conのみとなっています。
ただ、実際にゲームを遊んでみると分かりますが
「Joy-conでないといけない」操作は確認できず、
普通にPROコントローラーでも何ら問題なく、
操作できるはずの内容です。
Joy-conのみ対応のソフトでも
”Joy-conならではの操作を利用するもの”であれば
全然理解は出来ますし、悪印象は何もありませんが
本作のように「Joy-conじゃないといけない理由」が
全くないのに、PROコントローラー非対応…となると、
他のほとんどのゲームはPROコントローラーに対応しているわけですから
どうしても、”理由もないのにPROコン非対応”だと、
”手抜き”に見えてしまいます。
もしもこの先、次回作があるのであれば
PROコントローラーへの対応、と言う点は改善してほしい部分の一つです。
日本語非対応はプレイに影響なし
本作は日本語非対応となっており、
対応言語は”英語”のみとなっています。
ただ、こちらはルール説明を読む必要があるわけでも、
オプションの設定の必要があるわけでも、
ストーリーがあるわけでもないので、
特にゲームをプレイするにあたって、問題は感じませんでした。
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