エイリアントルネードのレビュー&作中の犠牲者ネタバレ!

映画

「エイリアントルネード」は
2012年に公開された映画で、
謎の竜巻が発生し、
主人公や、その周囲の人物が身を守りながら
その謎に迫っていく作品です。

こちらの映画を実際に見た感想を
お話していきます。

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「トルネード」と「エイリアン」

竜巻系映画にエイリアンの要素を
組み合わせたような作品で、
本作では、エイリアンによってコントロールされた
竜巻が地球を襲います。

エイリアン自体は”エネルギー体のようなもの”と作中では
語られていて、直接的にエイリアンが出て来ることはありませんが、
エイリアンにコントロールされた竜巻が
あらゆる場所に出現します。

ただ、作中の描写を見る限り”主人公たちの近所”に集中している感じで、
他のディザスター系映画とは違い広範囲に被害が及んでいるような
感じではないですね。

竜巻を追いつつ、捜査官と対立する内容

牧場を経営していた主人公が、
謎の竜巻被害に遭い、
その後、”この竜巻は何かがおかしい”ということになっていき、
その情報を隠そうとしながら事件現場に姿を現す
連邦捜査官のアームストロングたちと対立しながら、
物語は進んでいきます。

そこに、ディザスター系映画恒例(?)の、
家族関係の亀裂(今回は父親と娘)などの要素が
盛り込まれた作品になっています。

展開的には王道ですが、
まぁそれなりに楽しめる感じの作品ではありました。

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「エイリアン」要素は薄め

「エイリアントルネード」というタイトルになっているので、
エイリアンも本格的に登場して、エイリアンとの戦いも
描かれる…!
という風に思う人も当然いると思いますが
”エイリアン自体は出て来ない”ので注意が必要です。

エイリアンによって操られている竜巻が地球を襲撃する、
というだけで、
エイリアンの存在も”エネルギー体のようなものだろう”という感じで
曖昧な形になっています。

SF的な要素が少しあるぐらいで、
宇宙人が出てきて侵略を仕掛けて来るような映画とは異なり、
エイリアン自体の存在はあくまでも
バックストーリー的な感じになっているため
そういう映画を望んでいる人は注意して下さい!

個人的には竜巻系の映画として見たので
特にその点は気になりませんでした。

社会的な影響はあまり描かれていない

ディザスター系の映画では
広範囲の被害を描くようなものもあれば、
”主人公たちの身の周り”だけで完結するような
そんな映画もありますが、
本作は後者の方で、基本的に主人公とその周囲の人物たちの
物語という感じで、
作中のトルネードが、社会的にどんな影響をもたらしているのかは
あまり描かれておらず、
市民たちも”普通に一般生活を送っている”そんな状況です。

そのため、あまり危機感のようなものが
伝わってくるタイプではなく、
どちらかと言うと、主人公たちが自ら竜巻の問題に
絡みに行っているような、そんな印象を受けました。

解決策は割と強引

解決策は主人公の娘が、
エイリアンたちが使っていると思われる信号をキャッチ、
最終的にはそれをラジオ塔を使うことで放送し、
エイリアンたちに攻撃停止の命令(偽)を送るというものでした。

最終的にこれは成功し、竜巻は消滅、
事件は解決となっていますが
エイリアン自体が消滅したわけではなさそうなので、
また少し不穏な感じはありますね。

なお、エンディングでは
ディザスター系映画のお約束ですが、
主人公と娘の間柄は修復されたようで、
仲良しな様子が描かれていました。

竜巻に巻き込まれた人はどうなったの?

エイリアントルネードの作中で
竜巻に巻き込まれた人は
まるで”吸い込まれるような”そんなような描かれ方をしています。

そのため、もしかすると命を落としたのではなく
吸収されて、どこかに転送されているような、
そんな感じなのかもしれませんが、
作中では特にそのことへの言及はなかったので、
最終的に竜巻に吸い込まれた人たちがどうなったのかは
作中では分かりません。
(いずれにせよ、生きていたとしても戻って来ることは
できないと思いますが)

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キャラクターはそれなりに個性的

登場人物たちはそれなりに個性的で
それぞれキャラクターも引き立っているように感じます。

登場人物自体がそれほど多くないのも
印象に残りやすい要因になのかもしれません。

印象に残ったキャラクターは、
アームストロングで、最初に登場した時には、
変なサングラス(?)みたいのをしていて、
行動も何かぎこちない感じだったので、
この人が「人間に擬態しているエイリアン」だと
思ってしまいました(笑)
(結局普通の人間でした)
最後、割とあっさり改心するのも笑えました。
(改心してからはあまり役に立たない…)

主人公をサポートしてくれる保安官のマッキーも
印象に残る人物でしたが、
こっちも途中で竜巻に吸い込まれたように見えたので
(実際はただ単にギリギリで回避していたようです)
実は途中から宇宙人と入れ替わっているのかと思ってましたが
そんなこともありませんでした(笑)

作中の犠牲者ネタバレ

「エイリアン・トルネード」の作中で
犠牲になってしまったキャラクターたちを
時系列順にご紹介していきます。

〇デニーズ
ゲイルと行動をしていたおばさん。
ゲイルと行動中に自ら竜巻に巻き込まれて命を落とす。
(過去に夫が竜巻で犠牲になっていて、そのことが
原因であった模様)

〇パーネル
屋上の発電機を再起動するために屋上に向かった際に
最初に竜巻に飲み込まれて犠牲に。

〇アームストロング
屋上の発電機を再起動するために屋上に向かった際に、
マッキーを守ろうとして竜巻に飲み込まれて犠牲に。

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