ドンキーコングGB ディンキーコング&ディクシーコングのレビュー!

ドンキーコング

「ドンキーコングGB ディンキーコング&ディクシーコング」は
2000年に発売されたゲームボーイカラー専用ソフトで、
その後、バーチャルコンソールやswitchオンライン向けにも
移植されたタイトルです。

内容としてはスーパーファミコンで発売された
”スーパードンキーコング3”をベースとしていますが、
かなり内容自体が異なっているのが特徴ですね。

実際にこちらを遊んだ感想をお話します。

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スーパードンキーコング3との違いは?

本作は、スーパードンキーコング3をベースとした作品ですが、
スーパードンキーコング2をベースとした前作(ドンキーコングランド)よりも
さらに別物のような感じになっていて、
ステージのロケーションやギミックなどはスーパーファミコン版が
ベースとなっているものの、”ほとんどのステージが変更”されていて、
ボスの順番も、戦闘内容も、フィールドマップも
全くの別物です。

そのため、”スーパードンキーコング3”のキャラ・ロケーション・BGM・基本などを
ベースにした別作品ぐらいのイメージをしておくと、分かりやすいと思います。

実際に私もスーパードンキーコング3はスーパーファミコン、Wii、Switchと
3機種でプレイしましたが
それでも”別物”に感じるぐらいには内容が違っています。

遊べる機種は?シリーズの順番は?

「ドンキーコングGB ディンキーコング&ディクシーコング」を
遊ぶことができる機種は、下記の通りとなっています。

・ゲームボーイカラー
・ニンテンドー3DS(※バーチャルコンソール)
・ニンテンドースイッチ(※Switchオンライン特典)

この3機種ですね。
ゲームボーイ版以外はダウンロード系統になっています。

なお、ゲームボーイ版はカラーのみ対応で、
ゲームボーイライトなど、カラーになる前のゲームボーイでは
使うことができませんので注意しましょう。

また、3DSのバーチャルコンソールは既に配信が終了しているため
今から新たに購入することはできません。

ゲームボーイのドンキーの横スクロールアクションは
本作が3作目で、
順番としては
スーパードンキーコングGB⇒ドンキーコングランド⇒ドンキーコングGB(本作)と
なっています。

別にバラバラにプレイしても問題はありませんが、
タイトル的に順番がかなり分かりにくくなっているので、
もしも順番にプレイしたい!という拘りがある場合は、
間違えないように注意が必要です。

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カラーになって見やすくなった

ゲームボーイのドンキーの横スクロールアクションは、
この作品で3つ目ですが、
前作の”ドンキーコングランド”まではモノクロであったために
”ギミックが分かりにくく”、
例えば、私もドンキーコングランド(前作)を遊んでいる際には、
水なのか溶岩なのか分からずミスをしたり、
ハチミツの床が(モノクロなので)分からずに
”急に動けなくなった!?”と思ったり、
色々”モノクロであることの弊害”もありました。

ただ、本作からはカラーになったので、
その点ではかなり見やすくなっていて
そういうことはなくなりましたね。

時代背景的に、前作までも仕方のないことではありますが
ゲームプレイに”色がないこと”が直接的な支障に
なったいたので、それが改善されたことは非常に良い点ですね。

スーパーファミコン版プレイ済みでも新鮮に

私は前述の通り、スーパーファミコン版をプレイ済みですが、
それでも、ステージの内容が大分変わっているので、
新鮮な感覚で楽しむことができました。

基本システムやステージのロケーション、BGMなど以外は
ほぼ別物なので、
スーパーファミコン版をプレイ済みの人でも、
このシリーズが好きであれば半分新作のような気分で
楽しむことができます。

ボスの順番も変わっていてバトルの感じも変わっているのも
良かったですね。
(雪山のボスのブリークが完全に別物になっていて笑いました)

2の時と同じく、一部ボスだけリストラされていますけど…笑

拘りがないのであれば…

スーパーファミコン版とゲームボーイ版にあたる本作の
両方をプレイしてみて、
やはり、クオリティの部分もボリュームも違いますし、
特に”外で遊びたい”という拘りだったり、
私のように”両方遊んでおきたい”だったり、
そういう感じではなく、
”どっちか遊ぼうかな”ぐらいの感じの人であれば
個人的には”スーパーファミコン版”の方をおすすめします。

やはり、あちらの方が見やすいですし、
ステージもより豊富でバリエーション豊かになっているので、
よりスーパードンキーコング3の世界をしっかりと楽しめると感じます。

隠し要素や裏技は?

ドンキーコングGB ディンキーコング&ディクシーコングでは
ゲーム本編をクリアするとタイムアタックが解放されたり、
隠しコマンドが用意されたりしています。

隠し要素や裏技については
スーパードンキーコングシリーズ全作品の隠し要素・裏技まとめ
記事の方に記載してありますので、
そちらの方を参考にしてみてください。

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続編は発売されているの?

スーパードンキーコングシリーズは
1,2,3でひとまず終了となっていますが、
ゲームボーイではこの作品の後に、
「ドンキーコング2001」というタイトルが登場しており、
(スーパードンキーコング1をベースにした作品です)
それが、ゲームボーイ最後のドンキーの横スクロール
アクションゲームとなっています。

また、後に後継機のゲームボーイアドバンスにも
リメイク版が発売されるなどしていました。

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