ドンキーコングランドのレビュー!2との違いや、気になる点も解説!

ドンキーコング

「ドンキーコングランド」は
1996年にゲームボーイ向けに発売されたソフトで、
その後バーチャルコンソールや、ニンテンドースイッチオンラインでも
配信されたタイトルです。

こちらを実際に遊んだ感想や、
シリーズの並びなどを詳しく解説していきます。

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シリーズの順番は?間際らしいタイトルに注意!

ゲームボーイのドンキーコングの
横スクロールアクションは4タイトル発売されていますが、
タイトルが、

・スーパードンキーコングGB
・ドンキーコングランド(本作)
・ドンキーコングGB ディンキーコング&ディクシーコング
・ドンキーコング2001

となっていて、それぞれバラバラです(笑)

スーパードンキーコングGB2、GB3…とタイトルをつけていった方が
分かりやすかった気がしますが
この点は少し任天堂らしからぬ、間際らしい展開のような気がします。

一応、ゲームボーイのドンキーコングは
スーパーファミコンで発売されたスーパードンキーコング1~3をベースとしており、
・スーパードンキーコングGB ⇒1がベース ただし内容はほぼ別物
・ドンキーコングランド(本作) ⇒2がベース
・ドンキーコングGB ディンキーコング&ディクシーコング ⇒3がベース
・ドンキーコング2001 ⇒1がベース

となっています。

時系列順に言うのであれば、
2001⇒GB⇒ドンキーコングランド⇒ドンキーコングGBという形になり、
かなり間際らしいです。

ただ、ストーリーはそこまで深く繋がっているわけではないので
基本的にどこから遊んでも大丈夫ではあるので、
順番はバラバラでもプレイは可能です。

遊べる機種は?

ドンキーコングランドが遊べる機種は
下記の通りです。

・ゲームボーイ
・ニンテンドー3DS
・ニンテンドースイッチ

この3機種となります。
3DS版はバーチャルコンソールでの配信で
現在は配信終了となっていて、新たに買うことはできません。

Switch版はSwitchオンラインの加入者特典となっているため
単体で購入することはできません。

※私が遊んだのはSwitch版となります。

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スーパーファミコンでプレイ済みでも…

私はスーパーファミコンの「スーパードンキーコング2」を
プレイ済みで、本作のステージもそれをベースとしたものが
多いですが、ゲームボーイというハードになっていることや、
変更点も多々あることで、
別物のような感覚で楽しめました。

もちろん、ボスは同じ(一部いない)だったり、
ステージも見覚えのあるところは出てきますが、
大分別物のような感じで遊ぶことができる作品です。

ゲームボーイでよく頑張ったと感じる作品

当然、今の水準でグラフィックを評価するとなると
かなり厳しいのは確かですが
”ゲームボーイ”というハードで発売されたゲームとして
考えると”かなり頑張った”と感じる作品で、
BGMのアレンジも良い感じになっていますし、
スーパーファミコン⇒ゲームボーイという
かなり無茶に感じる移植を、一生懸命したであろうことが
伝わってくるのは確かですね。

ただ、拘りがなければ”スーパーファミコン版”の方が
遊びやすいかな?とは個人的には思います。

スーパーファミコン版との違いは?

スーパーファミコン版との主な違いは下記の通りです。

・ステージ数は同じ。ただしワールドは一つ削除
(削除されたワールドのステージが、残ったワールドに混ぜられている)
・ボスが一人削除
・BGMがアレンジ+一部BGMの変更&削除
・グラフィックの変化
・ステージ内容のアレンジや変更
・アニマルフレンドの一部削除
・コングファミリーの一部未登場
・達成率の最高値の変更(102⇒100)

これらが主な変更点になります。

上でも書いた通り、感覚的にはかなり別物に近い感じで
遊べるのは魅力ですね。

ゲームボーイならではの弊害も…

ゲームボーイでのゲームなりに頑張ってはいるのですが
”ゲームボーイだからこそ”の難点も少しあり、
本作はまだ”白黒”の頃のゲームボーイ向けソフトとして
発売されたものなので、
ステージのギミックの”色”が分からないことが多々あり、
例えば”マグマ”が水なのかマグマなのか分からず、
初登場のステージでは水と勘違いして飛び込んでミスをしたり、
ハチミツが出て来るステージでは、
ハチミツ床の区別が最初はつかず、”急に動けなくなったような”
感じになってしまい「あれ?」と思ったり、
そういう”白黒だからこその分かりにくさ”は
出てしまっていました。

ゲームのプレイ自体にも直接的に影響するところなので
こういった部分に関しては残念なところの一つではありますし、
”あえて”プレイする人以外は
スーパーファミコン版の方が遊びやすいと感じるのは
確かだと思います。

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難易度は高い

難易度は全体的にそれなりに高く、
また、完全クリアをするためには
収集要素も集める必要があるために、
この点を含めると難易度は非常に高いです。

スーパーファミコン版の方でもそうですが、
真の最終エリアを攻略するために
収集要素(しかも収集も割と難しい)を
集めないといけないのは
人によって好き・嫌いが分かれそうな感じはあります。

アクションゲームとしては十分な完成度

アクションゲームとしては
王道的な横スクロールアクションゲームで、
元々スーパードンキーコングシリーズは
完成度も高いために、十分に楽しむことができる
作品に仕上がっています。

ゲームボーイというハードであるがゆえに
少し↑のような不便に感じる部分もあるにはありますが、
それでも、アクションゲームが好きで
ゲームボーイのゲームに抵抗がなければ、
十分に楽しむことができる作品になっています。

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