「デイ・アフター・トゥモロー2023」は
2023年に公開された映画で、
地球に氷河期が訪れそうになり、
それに立ち向かうチームの戦いを描いた作品です。
少し独特な作風が特徴的で、
実は前作に当たる作品も存在するのですが
分かりにくい展開となっているので見る際には
（順番に見たい人は）注意が必要です。
他のデイ・アフター・トゥモローとは関係なし
「デイ・アフター・トゥモロー」と名のつく映画は
他にもありますが、本作も含めて
他のデイ・アフター・トゥモロー同士との関係はありません。
氷河期系の映画にこのタイトルがつくことが多く、
例えば、2018と2021は完全に別の映画ですし、
2023も、その2つとは何も関係ない…と、いうように、
他のデイ・アフター・トゥモローと繋がる作品ではありません。
ただし…本作は”別の題名の映画”の続編にあたる作品です。
シリーズ作品の第3弾にあたる作品…も、分かりにくい
本作は、他のデイ・アフター・トゥモローとは無関係なのですが
「シリーズ第3弾」にあたる作品で、
私自身、それを知らないまま見てしまい、
”なんか続きものっぽい気がするけど…”と思いつつも最後まで見ました。
（※この作品から見ても、一応は物語自体は理解できるので問題はなかったですが）
一応、本作は
「ボルケーノ2022」⇒「新・大地震」⇒「デイ・アフター・トゥモロー2023」と
続いているシリーズになっていて、
いきなり本作を見ると「なんか続きものっぽく感じる」のはそのためでした（笑）
まさか、違うタイトルでシリーズ展開してきている作品とは思わず、
私も見終えた後に気付く始末だったので、
もしも絶対に順番に見たいんだ！という人は、↑の通りに見るようにしましょう。
なお、繰り返しになりますが
”他のデイ・アフター・トゥモロー”とは無関係です。
世界観が少し独特
主人公たちは、少しSFじみた雰囲気がある
チームに所属していて、チームで氷河期の到来に
立ち向かっていきます。
他のデイ・アフター・トゥモローと比べても
少し世界観が特殊で、
好き・嫌いが別れそうな感じなので、
その点は注意した方が良さそうです。
（2018も別の意味で癖が強かったので
一番ノーマルな感じのが見たいなら2021が良いと思います）
全体的な被害はあまり描かれない
本作は、主人公たちのチームを中心に
物語が進んでいき、
”一般市民”の様子などはほとんど描かれることはありません。
また、主人公たちも基地にいたりする場面が多いために、
あまり”世間の様子”が伝わってこない感じで、
作中の話しぶりから”かなり大規模な被害”が
出ていそうな雰囲気であるものの、
その被害の状況などが伝わってこないため、
あまり緊張感が伝わらないのは事実ですね…。
外を移動するシーンも少な目なので、
その点もその状況に拍車をかけているような状態です。
色々ツッコミどころも…
氷河期が近付いてきているというのに、
何故か民間団体である主人公たちしか
対応している様子が見られなかったり、
（他のディザスター系映画でも、ここまで他の人たちが
何もしてないパターンなのは珍しいですね…笑）
終盤で、主人公たちが宇宙からパラシュートで
地球に戻ってきたり、
とんでもない描写が結構存在しています（笑）
ただ…まぁ、こういった映画では、
たまにあることなので、
それはそれで良いのかもしれませんが…笑
最後の結末は？まだ続くの？
最後は、宇宙から主人公たちが衛星による
レーザー照射で氷河期の要因となる渦を消すことに成功、
無事に地球は救われます。
ただ、その後、カールソン議員（主人公たちと敵対していた議員）と
内通していた仲間が裏切り、
組織を乗っ取ることを宣言、主人公たちはそのまま解雇されてしまいます。
さらには、突然家の中の物体が不気味に浮かび上がるシーンで
（重力がおかしくなった？）物語は唐突に終わってしまいます。
最初は”なんだこれ？”と思ってしまいますが、
後から”シリーズ展開されている作品”だと知って
恐らくは”また続編につなげる気なんだな…”と
納得はできました。
今度は重力がおかしくなる…のでしょうか？笑
個人的に謎に感じたところ
個人的に謎に感じたところを色々お話してみます。
・他に誰も対策をしていなかったのか
作中の世界では”主人公たち以外まるで氷河期の到来を無視している”
感じで、そのせいで、敵対していた議員も含めて犠牲が出ています。
何故、誰も何も無反応だったのでしょうか…？笑
・子供たち二人でチーム分け
途中で3チームに分かれてアンテナを設置しに行く場面で、
何故か大人二人のチームを二組、子供二人のチームを一組
作るという謎のチーム分けをしています。
しかも、それでいて「子供たちが心配だ！」みたいな発言をしていて
「じゃあ、大人1：子供1でチーム分けすれば良かったのに」と
突っ込まずにはいられません（笑）
・協力してくれたキャラの傷
電話で協力を求める相手の人物が、
何故か額に傷（？）があって気になりました（笑）
これは前作以前で何かあったのかもしれませんね
（※まだ前作を見ていないので不明です）
作中の犠牲者ネタバレ
「デイ・アフター・トゥモロー2023」の
作中で犠牲になってしまったキャラクターを
ご紹介していきます。
（作中の時系列順に並んでいます）
〇ダンフィールド
電話で衛星の使用許可を得ようとした際、
通話中に凍り付いてしまい、命を落とす。
〇カールソン議員
主人公らと敵対していた議員。
車で移動中に寒波に襲われて車ごと凍ってしまう。
〇他のデイ・アフター・トゥモローのレビュー〇
デイアフタートゥモロー2018
文明崩壊後から始まります。寄生虫が登場するなどSF的な雰囲気も強いです。
・デイ アフター トゥモロー2021
こちらでは寒波とウイルスが同時に地球を襲います。
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