ニンテンドースイッチ向けに配信された
「Colsword」は
剣を使って色を塗っていくパズルゲームで、
画面左側に表示されているものと同じように
各マスの色を塗っていくことを目的とした
作品になっています。
内容としては非常にシンプルなパズルゲームですが、
剣のデザインが取り入れられているおかげか、
少しファンタジー風味も感じる作品です。
こちらを実際に遊んだ感想をお話していきます。
左と同じように色を塗るのが目的
問題を開始すると、右と左に同じ形のマスが
表示されるので、
左側に表示されている”完成図”と同じように
色を塗っていくことを目的としたパズルゲームです。
マスの近くには色のついた剣のマークが表示されており、
それを押すと、その剣の向いている方向に、
剣と同じ色が塗られるので、
各色の剣を使いながら、左側に表示されている完成図と同じ
色に塗っていくという内容ですね。
少し言葉にすると複雑に感じるかもしれませんが
実際にゲームをプレイして貰えれば、
すぐにルールを理解することができるかと思います。
(ルール自体は非常にシンプルなので、
難しい内容ではありません)
見た目のデザインと雰囲気もいい感じ
見た目は非常にシンプルではありますが、
剣のデザインや、カラフルな見た目など、
雰囲気は、個人的には良い感じだと思います。
見た目もシンプルと言えばシンプルですが、
シンプルな中でも最大限おしゃれにしようとしているような、
そんな意欲を感じますし、
単に普通に色を塗るだけよりも、剣のアイコンが
表示されていたりする方が、印象にも残るので
良いデザインであると感じました。
問題数は全部で42問
問題数は全部で42問となっていて、
こういったパズルゲームの中では、
問題数自体はそれほど多くはありません。
問題自体も、それぞれの問題ごとに
1分もあれば解けてしまう問題も多く、
全部スムーズにクリアできた場合、
1時間以内に全部クリアできてしまうとは思いますが、
パズル自体は遊んでいて個人的には
楽しかったので
”長時間遊べるような内容ではないものの、
息抜きにはなる”、
そんな感じのゲームでした。
ただ、パズルゲームの中にも、数百問、数千問と
収録されているようなゲームもたくさんあるので、
長時間遊べるパズルゲームが欲しいのであれば
他のゲームの方が良いかもしれません。
難易度はある1問を除いてそんなに高くない
最初のうちはシンプルで、
後半はどんどん複雑になっていく…と、いうのは
他のパズルゲームと大体同じですが、
基本的に、そこまで難易度は高くない印象で、
大半の問題はそれほど苦戦せずに
クリアすることができました。
パズルゲームが極度に苦手だったり、
このパズルのルールと相性が合わなかったりさえ
しなければ、そんなに大きく苦戦する問題は
ないかと思います。
ただ、終盤に登場する”第39問”だけは、
かなり難易度が高く、
ここだけは私も手こずりました。
他の問題は割とスムーズにクリアできて、
第40問以降(41問と最後の42問も含めて)は、
第38問目までと同じでそんなに難しいとは
感じませんでしたが、
第39問だけは強敵でしたね…笑
最後ではなく、最後の手前に
このゲーム内で一番難しい問題がある、というのは
何となく印象的でした。
やり込み要素はあるの?
問題を1問クリアすると、次の問題がアンロックされていく
形式ですが、特に問題には
クリアした以外の記録がされることはなく、
クリア時間で評価が変わったりするようなことはありません。
モードも、42問を解くモードとオプションモード以外は
何もないので、一度全部クリアすると
後は特にやることがない、というタイプの作品になっています。
そのため、先ほども書きましたがスムーズに全問クリアすることが
出来た場合に関しては、
1時間以内にオールクリアして、やることがなくなる可能性は十分にあります。
クリアできない問題がもしもある場合…
本作は、第1問から順番に問題をクリアしていくタイプに
なっているので、クリアできない問題がもしも
出て来てしまった場合に関しては、
”先の問題に進むことができなくなってしまう”タイプの
作品になっています。
先程書いたように、そんなに難易度は高くない(第39問以外)ので、
序盤で詰まってしまう人はあまりいないとは思いますが
もしも分からない問題があると救済措置(ヒントなどはない)がないので、
そのまま行き詰ってしまうことになります。
ただ、このレビューを書くついでに確認してみたところ、
動画配信サイトなどに攻略動画(答え)をいくつか確認することができたので
(※現時点)それを見れば最悪の場合でも
次の問題に進むことはできるとは思います。
全問クリアすると何かあるの?隠し要素は裏技は?
全問クリアすると何かあるのかどうか…。
実際に、全問クリアしてみましたが、
特に新しいモードや隠し問題などが解放されることはなく、
最後の問題をクリアすると
”おめでとうございます!”というメッセージ(言語を日本語にしている場合)が
表示されて、それで終わりです。
特にエンディングやスタッフロールが流れるようなこともありませんでした。
ただ、最後までクリアしても”何もなく終わるゲーム”も
それなりにあるので、
たった一言でもメッセージがあるのは、個人的には〇だと思います。
(これがフルプライスのソフトなら物足りなく感じますが
価格も安めのソフトなので、それなら一言でもあれば十分な気がします)
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