Chain Car Stunt Simulatorのレビュー!改善すべき点の多い作品

レースゲーム

ニンテンドースイッチ向けに配信された
「Chain Car Stunt Simulator – 3D Extreme Highway Car Driving Games」を
実際に遊んだ感想をお話していきます。

チェーンで繋がれた車をゴールまで導くゲームで、
299円という低価格で発売されたゲームですね。

アイデア的には個性は感じますが、
実際に遊んでみると改善してほしい部分も多く見えてきた
作品でした。

詳しく、お話していきます。

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ゲームのルールは?純粋なレースではないので注意

ゲームのルールは、
”チェーンで繋がれた2台の車”をチェーンが切れないように
ゴールまで走らせるという内容のゲームです。

1台(左側の車)はCPUが自動に動かすので
自分は右側の車を動かす、と言う感じですね。

離れすぎたり、障害物にチェーンが引っ掛かったりすると、
チェーンが千切れてしまい、クリア失敗となる、という
ルールになっています。

なので、車が描かれていますが
純粋なレースゲームではなく、
ライバルカーとの対戦やタイムアタックなどの要素は
存在していません。

その点は、間違えないように注意です!

何を選択しているのか非常に分かりにくいメニュー画面

まず、本作は”メニュー画面”に非常に問題があり、
”自分がどこを選択しているのか”非常に分かりにくいです。

これはいくら低価格のゲームと言っても
価格以前の問題なので、
次回作があれば改善してほしいところですね。

とにかく分かりにくく、しばらくやっているうちに
ようやく分かるようにはなりましたが
モードセレクト画面でそんな思いをするゲームなど
滅多にないので、ここは改善するべきだと思います。

とにかく、分かりにくいです。
(選んでる場所が少し暗くなるのですが、
実際にやってみると分かりにくさに驚くと思います
もう少し”今、ここを選択しようとしてますよ”というのが
露骨に分かるようにしてほしいところです)

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ステージは10種類。かなり少ない

ステージは10種類しか用意されておらず、
前のステージをクリアすると解放される形式です。
1ステージあたり1分もかからないので、
30分もあれば制覇できてしまうぐらいに
ボリュームとしてはペラペラです。

ロケーション自体はいくつかはありますが
”似たようなステージ・ギミックしかない”のも
この価格とは言え気になるところです。

また、”橋のようなところを渡るステージ”は
ほぼ同じ内容で2回出てきたような気も…
(10ステージしかないのですから、使い回しは残念です)

ゲームとして成り立たない部分も

本来、どういう意図だったのか分かりませんが
このゲームは左側の車(CPU)に、右側の車が
横並びになるようにして接近して、
そのまま同じ車線を二人で走ると
”何の障害物の影響も受けることなく”
簡単に全ステージをクリアすることが
できてしまいます。

恐らく、本来は”左右の車線を1台ずつ走る”っぽい感じですが、
同じ車線を走るだけで簡単にクリアできるようになってしまっているので
もはやゲームとして成り立っていない状態です。

ただ直線を並走するだけのゲームになってしまっているので、
次回作があるなら、ここは改善してほしいところです。

マシンの種類は少なめ

マシンもいくつか用意されていますが、
申し訳程度でかなり少ない感じです。

マシン自体はゲーム内のお金で解放する形式で
レースクリアごとに少しずつお金が手に入るので、
それでアンロックする感じですね。

ただ、そんなに性能差のようなものは
感じませんし、むしろ戦車などを使うと
サイズが大きすぎて逆に難易度が上がるので
あまりマシンを解放するメリットを感じないゲームで
あるのも確かです。

なお、CPU側のマシンは最初から全て解放されているため
好きなマシンを選ぶことができます。
(※CPU側のマシンはサイズの小さいマシンにしておくと
並走しやすいため、かなりクリアしやすくなります)

やり込み要素はあるの?

やり込み要素は皆無です。

ステージの種類は少ないですし、
クリアした際にメダルが貰える!というような
評価システムもないので、本当に淡々と進んでいくような
そんな作品になっています。

基本的には
・全ステージクリア
・全マシンを購入
さえすれば、完全制覇ということですね。

特に制覇しても何かがあるわけではありませんが
制覇自体は難しくはありません。

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日本語非対応。プレイに問題なし

本作は日本語非対応ですが
この点に関しては、特に問題ないように思います。

実際に遊んでみた感じ、
ストーリーは特にありませんし、
チュートリアルのようなものも特にはなかったので、
文字を読むような必要がある場面は
ほとんどありませんでした。

このゲームであれば、
(他の部分はどうあれ)
文字が全く読めない人でも
遊ぶことができる内容になっていると思います。

攻略のコツ

攻略のコツは、プレイヤーもCPUも”なるべく細い車”を選び、
CPU側と同じ車道を、CPUの速度に合わせて一緒に
横並びで進むことです。

そうすればチェーンが切れることはありませんし、
全てのステージを簡単にクリアすることが
できるかと思います。

初期状態の時から使うことができる車であっても
サイズ的には特に問題ありませんので、
最初から↑の戦術を使うこと自体は
可能ですね。

なお、戦車など、後から手に入る大型車を使うと
逆に難易度が上がってしまうので、
この点は注意しつつ、選ぶマシンを
判断していきましょう!

ちなみに、全部クリアしても特に何も出ないです。

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