アルマゲドン2024のレビュー&ネタバレ!屋内シーンが多い作品!

アルマゲドン

「アルマゲドン2024」は、
2023年に公開された映画で、
”アルマゲドン”の名前を冠する映画の一つです。

地球に接近する隕石群と巨大隕石に立ち向かう作品で、
地球衝突前にその隕石を破壊するミッションに挑む
5人の姿を中心に物語が進んでいきます。

こちらを実際に見た感想をお話していきます。

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屋内のシーンが中心のアルマゲドン

今回のアルマゲドンは、屋内のシーンが中心で
地球側の指令本部のような場所と、
宇宙に向かった5人が乗るロケット内部などの場面が
中心となっています。

他に、隕石の上の移動シーンなどがありますが、
地球上の”外”のシーンはほとんどなく、
今までに色々なアルマゲドンを見てきましたが
特に”屋内”シーンが多い印象の作品でした。

なお、一般人や街への被害状況が描かれるような
シーンはほとんど存在しておらず、
ディザスター映画お約束の”街中でパニック”のようなシーンは
ほとんど描かれません。
(司令部内でパニックが起きているとかそういう会話はありますが
実際にそういうシーンが描かれることはありませんでした)

その点は寂しい感じのする作品ですね。

宇宙でのミッション

主人公を含む5人が、巨大隕石にロケットを設置して
隕石の軌道を変える…というミッション自体は
(実際そんなことできないと思いますが、映画なのでそこは
 別に気になりませんでした笑)
なかなか緊張感はあり、いい感じだったと思います。

屋内のシーンが多いですし、
隕石の上で移動しているシーンは
2023年の映画とは思えないぐらいにはめ込みの感じが
強いですが、それでも、展開自体はそれなりには
楽しめました。

宇宙とか、SF的な話題が好きな人なら、
(映像面などは除けば)それなりには楽しめるのではないかと思います。

ただ、ディザスター映画として見ようとすると
地球のシーンもかなり少ないですし、
満足できないような気もしますね…。
(私は宇宙とかSFの話題も好きなので、アルマゲドン2021や2022よりは
楽しめた気はします)

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ネーミング…

序盤では、突然主人公たちが
「人類滅亡回避作戦」などという
”もう少しネーミングどうにかならなかったの…?”と
思ってしまうようなネーミングの作戦を
実行に移します笑

ふざけて子供同士が言っている感じじゃなくて、
真面目に、隕石に立ち向かう機関の人々が
真顔でそう言っているのでなかなかシュールな光景です。

ツッコミどころは色々満載

B級映画(?)の楽しみ方は
シュールなシーンやツッコミどころを見つけながら
それを怒りに変えるのではなく、笑いとして楽しむことです。

本作もなかなかシュールなシーンが多く存在していて、
上の人類滅亡回避作戦もそうですが、
隕石に上陸後も、なかなかツッコミどころ満載の展開を
見せてくれています。

特に、隕石を破壊しようと作中で他国が
発射したミサイルを主人公たちが
中身で変な宇宙人が使いそうなレーザー銃を手に、
それを破壊し始めたシーンはなかなか笑えました(笑)

あんなので撃ち落とせてしまうなんて…
(なお、このシーンで一人犠牲になっています)

他にも、初登場時に伝説的存在とまで言われた
スタイルズ(爆発物のエキスパート)が、
ロケット設置の際に
「間違えて1本起動しちゃった!」みたいなことを言い出して、
主人公が爆発を解除しようとしたものの、
間に合わずにスタイルズは…
というシーンもなかなか笑えました(笑)

伝説にもなっている爆発物を扱う人物のあまりにも
初歩的なミス…

他にも、「自分がいれば絶対に迷わない」と豪語していた
ジェイコブスがパニックになったり、
ジェイコブスが命を落としたシーンでは
普通に呼吸してたり(まだあの時点では生きてたのかもしれませんが笑)
隕石への上陸前に怪我をしたおかげで
ずっとロケットに待機していて、燃料漏れを直したぐらいで
特に何もせず生還したミルズ大尉だったり、
ロケットの溶接作業中にその道具を落としてしまった結果、
自らが犠牲になるしかなくなったターナーなどなど、
プロらしからぬ行動を繰り返す仲間たちもなかなか笑えました…。

最終的な結末は…?

最終的に、隕石の破壊に向かった5人のうち3名が犠牲になりますが
最後に主人公のデイヴィスがロケットの起動に成功、
計算通り、隕石の軌道は地球を逸れていき、
地球は滅亡を回避、無事に救われる結末となっていました。

無事だった二人は、恐らくそのまま地球に生還することが
できたものと思われます。

色々雑な部分はあるものの、
個人的にはアルマゲドン2022とアルマゲドン2021よりは
楽しめたような気はします。
(ただ、2012や2009の方が外のシーンも多く、
意外と最近のアルマゲドンより予算もかかっていた気がするので、
個人的には2012や2009の方が好きですね)

作中の犠牲者ネタバレ

「アルマゲドン2024」の作中で犠牲になってしまった
登場人物たちをご紹介していきます。
作中の時系列順に並んでいます。

〇ターナー
宇宙に向かったメンバーの一人。
船体の破損個所を修復するために外に出て犠牲となる。

〇ジェイコブス
宇宙に向かったメンバーの一人。
ミサイルを撃ち落とす際に負傷して命を落とす。

〇スタイルズ
宇宙に向かったメンバーの一人。
ミサイル起爆準備の作業中に誤ってミサイルを
起動させてしまい、解除が間に合わずに爆発に巻き込まれてしまう。

〇デイヴィス
宇宙に向かったメンバーの一人で主人公。
隕石の軌道を逸らすためのロケットの軌道を
手動で行う必要が生じてしまい、自分がここに残ると宣言、
自らの命を犠牲にして地球を救った。

〇他のアルマゲドンのレビュー〇
アルマゲドン2009
2009では「磁気嵐」によって地球が危機を迎えています。

アルマゲドン2012
2012版は、ブラックホールによって滅亡の危機を迎えます。

アルマゲドン2012 マーキュリークライシス
↑の2012とは別の映画で、こちらでは水星が地球に接近してきます。

アルマゲドン2020
隕石が落下してくる王道的な展開です。ただし、悲惨さを示す描写が薄めです。

アルマゲドン2021
2021は「隕石」が地球に近づいて来る王道タイプのシチュエーションが描かれます。

アルマゲドン2022
月と地球視点の2つの視点で描かれる作品です。

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