Arcade Room Simulatorのレビュー!雰囲気は良い感じ!内容は薄め。

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「Arcade Room Simulator(アーケードルームシミュレーター)」は、
ニンテンドースイッチ、プレイステーション4、プレイステーション5向けに
それぞれ発売されたゲームで、
遊び場のような空間を移動しながら、
ゲームを楽しむことができるソフトです。

こちらのゲームを実際に遊んだ感想を
お話していきます。

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店の中を移動しながらゲームを遊ぶ

本作では、街の遊び場…みたいな感じのところを
移動しながら、ゲームを自由に遊ぶことができる
内容になっていて、
アーケードゲームの筐体やクレーンゲーム機、
ホッケー、ダーツ、ジュークボックスなどが
用意されている空間を自由に
歩き回りながらゲームを遊ぶことができる…という
内容になっています。

この、店内を自由に歩き回れる仕組みは
個人的には雰囲気も出ていて、
とても良いと思いますし、
本作最大の魅力と言える部分だと思います。

Switchでは、同じ系統のゲーム
(店内を歩きながらゲームを遊ぶタイプのもの)に
”ピンボールフレンジー”というゲームもありましたが、
それと同じで、なかなか雰囲気はいい感じです。

ただし、遊べるゲームが2個しかない

せっかく、店内を自由にウロウロできるのは
いい感じで、雰囲気もいい感じなのですが
非常に残念なのは
”実際に遊べるゲームが2個しかない”ということで、
実質上、”レトロゲーム的なものが2個”入っているだけの
内容に等しいので、
内容としては”非常に薄い”ゲームになってしまっているのも事実です。

遊べるゲームは「テトリス」と「スネークゲーム」の2つだけで、
テトリスはオーソドックスなシンプルなもの、
そしてスネークゲームも、自分の身体や周囲、障害物などに
接触しないようにしながらエサを食べ続けるだけの非常に
シンプルなゲームとなっていて、
どちらも、そんなに長々遊ぶような感じのゲームではありません。
(一応、ハイスコアを競おうと思えば競えますが
何かアンロックされるわけでもないので、
これに熱中する人はまずいないと思います)

それ以外に遊べるものはなく、
後は店の中をウロウロするだけなので、
ゲームの内容の”深さ”としては非常に薄い内容となっていて、
”見て、雰囲気を楽しみ”すぐに終わる…という感じの内容です。

長く遊べるようなものではないので、その点は
理解した上で購入する必要がある作品ですね。

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色々置いてあるのに勿体ない

せっかく、舞台となるお店の中には、
クレーンゲーム機、ホッケー、ダーツなど
色々設置されているのに、
遊べるものは2個…というのは非常に勿体なく感じる内容です。

むしろ、あの2個のゲームのためだけに
あんなに空間を作ったのかと思うと
少し「???」な、感じもしますね…。

雰囲気を味わうほうがメインで、
遊べるゲーム(テトリスとスネークゲーム)は
おまけなのかもしれません。

ゲーム内で出来ること

実際にプレイできるゲームは2種類のみですが、
一部だけ、店の中で調べるとリアクションを
示してくれるものもあるので、
それらをご紹介します。
(※ゲーム内で隅々まで調べたつもりですが、私が気付いていないものも
もしかしたらあるかもしれません)

〇ゲーム筐体
テトリスとスネークゲームをそれぞれ実際にプレイ可能。
作中で実際に操作して遊ぶことができる唯一のゲーム

〇クレーンゲーム機
調べるとゲームが起動し、なぜかクレーンゲーム機の中に
ボールのような景品が出現する。
(※ただし、プレイはできません
ボールが生えて来るような感じでなかなかシュールです笑)

〇ジュークボックス
音楽の切り替えが可能。
近付くと音の質が変わったり、この辺は拘りを感じる仕様。

〇ドリンク
ドリンクが入ったコップに近付いてボタンを押すと
何故か飲むことができる
(※飲んでも特に何も起きません)

リアクションがあるのはこの4つですね。

残りのホッケーやダーツに関しては
調べても特に何も反応がなく、
飲み物は飲めるのにホッケーは無反応な点も
少し基準が謎です(笑)

やり込み要素は特にない

ゲーム内でストーリーがあるわけでもなければ
何かをクリアしていく要素も、
達成項目なども特に存在しておらず、
やり込み要素の類は皆無です。
条件を満たすとゲーム機が増えたりだとか
そういったものも特には存在していません。

PS4版とPS5版はトロフィーがあると思われますが
(※私がプレイしたのはSwitch版なので不明)
それでも、ゲーム内でのやり込みの要素はないので、
長く遊ぶことは難しいです。

日本語非対応は問題なし

本作はダウンロードソフトではよくある
”日本語非対応”のソフトとなっていますが
これは遊ぶ上では全く問題なく、
特に遊んでいて不便に感じた部分はありません。

と、言うのもストーリーがあるわけでもなく、
人間のキャラクターが出て来るわけでもなく、
オプションをいじったりする必要も、
テキストを読んだりする必要も全くありませんので、
英語が全く読めない人が遊んだとしても、
”何も問題ない”内容です。

そのため、日本語非対応にはなっていますが、
その点を心配する必要はありません。

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雰囲気ゲーなら…

この手の雰囲気を楽しむゲームだと、
Switchでは他にピンボールのゲームで
「ピンボールフレンジー」というものが存在し、
このゲームと同じく店内をウロウロしながら
ゲームを遊ぶタイプのゲームです。

そちらの方が遊べる要素が多いので、
ゲームとしてはより評価できる内容ですね。

また、移動はできませんが
「レトロゲームパック」というゲームも
レトロな雰囲気を味わいながら
シンプルなゲームを遊ぶ感じの内容になっています。

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